2016年11月25日

いよいよ、冬到来。お鍋ではふはふあったまろう♪

間もなく、寒い寒い冬がやってきますね韓国の冬はホントに寒いです。。 熱い辛いお鍋が恋しい。 写真を見ただけで、食べたくてたまりません。


チゲとタンとグッとチョンゴル 

〇チゲ:野菜やお肉や魚介などのいろんな具材を煮込んだもの。
   スンドゥブチゲ、テンジャンチゲ、プデチゲ他
〇タン:カルビとか牛骨、鶏肉などを長時間煮込んだもの。
   カルビタン、ソルロンタン、サムゲタン、カムジャタン他
〇グッ:クンムル(スープ)を短縮したのがグッ。 どちらかというと具材が少ないスープ。
    チョングッジャン他
〇チョンゴル:テーブルで調理しながら食べる鍋。日本のすき焼きがルーツと言われています。
       チョンゴル=モンゴル語
       
これらの違い、韓国の方に聞いても詳しく説明できなかったりするとか。
だいたいでわけてみると、違いがなんとなくわかる気がしませんか?

スンドゥブチゲ

 

スンドゥブ、豚肉、アサリなどの海産物、ニンニク、唐辛子、コチュジャン、ごま油、ネギなどが入ったチゲ。
味噌を入れたり、海鮮たっぷりのものも。
スンドゥブ=純豆腐 固まる前の豆腐(日本ではおぼろ豆腐に相当)で、水分が多く柔らかい。
水豆腐からきたという説もあるのですが、詳しいところは不明のようです。

日本でも、定食が定番メニューですね。
韓国ではほとんどのお店で食べられますが、全国にスンドゥブチゲの専門店も多くあります。
辛さをまろやかにしてくれる、生卵が特徴ですね。

カムジャタン

 

カムジャ(ジャガイモ)タン 豚の背骨とジャガイモを煮込んだスープ
韓国では庶民派で、日本でも人気のスープ。豚の臭みを消すため、えごまの葉や粉が入っています。

歴史として、三国時代(313~716年)の頃、全羅道(チョルラド)地方から全国各地に広がったという説がありますが、実はそのころにはまだじゃがいもは韓国には入ってきていなかったという事もあり、名前の由来も合わせ諸説あるようです。

豚の骨周りのお肉にかぶりつきジャガイモをほくほく食べた後、残ったスープにご飯と卵を入れて作る「しめ」が、とってもおいしいんですよね。

ヘムルタン

 

へムルタン=辛海鮮鍋 へムル=海鮮 タン=スープ・鍋 
そのまま、海鮮ピリ辛のお鍋です。
カニ、エビ、ホタテ、タコ、イカ、貝などの海鮮&豆もやし、セリなどの野菜&唐辛子
素材の旨味がぎゅ~っと入ったお鍋です。日本人ももちろん好きですよね。
タコが丸ごと一匹のったお鍋が出てくるお店も多く、複雑な気分です。
まあ、食べますけど、もちろん。

チョンゴル

 

大きな金属製の鍋で具材を入れて調理しながら食べるのが特徴。
「神仙炉(宮廷料理)」のように彩りよく並べられているものも多い。
具材は、魚介類、牛肉、内臓、鶏、豆腐他
日本の鍋に近い感じです。

キムチチゲ

 

これは外せない、キムチチゲ。
本場韓国での作り方の特徴は、
 ①発酵のすすんだキムチを使う事
 ②最初に豚肉とキムチを炒める事
 ③炒り子や塩からと一緒に炒める事
など。これが、独特の風味を出すのだとか。
また、豚肉をニンニクや醤油などに漬けこんで先に下味をつけておいたり、味噌を入れたりするのも、これまたコクがでておいしいですよ。

まとめ

韓国料理はすっかり日本でも定番になりましたね。
グツグツ煮立ったお鍋は食欲をそそります。具材の旨味たっぷりのスープもたまりません。
具材の旨味のおかげで辛くてもついついお箸が進んじゃいますよね。
気の合う仲間や家族とお鍋をつついて体も心も温まって、寒い冬を元気に乗り切りましょう!


このまとめの記者