2016年10月24日

見どころたくさん!東大門エリアの歩き方

ソウルの観光地と言えば、明洞に続いて定番なのが東大門ではないでしょうか。 韓国最大規模の市場規模を誇る、とにかく見どころがたっぷりの韓国の魅力を感じられるエリア。グルメにショッピングにアート、すべてが詰まっています。 そんな東大門の見どころをご紹介します。


市場で食事

 

韓国らしい屋台が立ち並ぶ、活気ある市場の光景が楽しめるのもこのエリアならでは。観光客向けというよりは、市民の日常生活の一部としての光景が見られます。
広蔵市場では、朝早くから多くの市民が健康食を食べに訪れます。キムチや野菜が山盛りに積んであるお店があちらこちらに見られます。麦ごはんに野菜とナムルをたっぷり乗せたビビンパ、定番ながらも飽きることなく愛され続けているごはんです。他にもチヂミを焼いていたり、ちょっとグロテスクなものもあったり…

本場の味を楽しみたいという方には、おすすめの市場です。寒さが厳しい冬も多くの人で賑い、人々の暮らしに根付いているのが感じられる場所です。
日本語に対応していないところも多いので、何が出てきても大丈夫!くらいの雰囲気で乗り切る勇気が必要です。

ファッションビルでショッピング

東大門エリアの中心にある大きな二大ファッションビルは、"ドュータ"と"ミリオレ"。ランドマーク的な存在で、若者が多く集まるスポットです。カジュアルなものからOL系のものまで種類も豊富で、ドュータにはなんと600近くの店舗が入っています。営業時間も朝方4時~5時頃までとあって、夜になっても多くの人が出入りしています。
韓国らしいスタイルのブランドが多く、日本にはないちょっと変わったものが買いたい人にはおすすめです。
また、フードコート内も充実しているので少しゆっくりたい、屋台ではないところで食事をしたいという方には最適です。

 
 

タッカンマリを食べる

 

タッカンマリ横丁には、タッカンマリの専門店が何件も立ち並びます。かなり奥まったところにあるにも関わらず、地元民だけでなく観光客も多く訪れます。東大門総合市場の西側にある屋台街を入っていくと、焼き魚横丁と呼ばれる、路地で焼き魚を焼く店が立ち並んだ通りがあります。そこを抜けると、今度はタッカンマリの店舗が数件見えてきます。どこに入るかは雰囲気で決めましょう。

ちなみに「タッカンマリ」とは鶏をまるまる一匹使った豪快な鍋で、ニンニクと鶏から出るダシをベースにしたさっぱりとした鍋。見た目はちょっと衝撃的ですが、こだわっている人気店では新鮮なので臭みがないのが特徴です。
昼夜問わず、行列のできる店もあり、ここでしか味わえない本格タッカンマリに出会えます。

東大門デザインプラザを散策

2014年3月に誕生したばかりの、新ランドマーク「東大門デザインプラザ」。駅からほど近く、近代的な巨大な建物は必ずと言っても良いほど気になる建物です。有名な建築家ザハ・ハディッド氏が設計した近未来的な建物は、夜になるとライトアップされ、さらに魅力的に。イベントのホールだけではなく、ミュージアムや食事・買い物の楽しめるデザインマーケットが含まれ、観光客も気軽に立ち寄れるようになっています。
個性的でデザインセンスの高い雑貨が手に入るので、ちょっと凝ったおみやげが見つかるかもしれません。

◆東大門デザインプラザ
アクセス:東大門歴史文化公園駅 1番出口すぐ
営業時間:10:00~22:00
(デザインマーケット10:00~翌2:00、展示施設10:00~19:00/水・金10:00~21:00
※チケット販売は閉館時間の1時間前まで)

 

まとめ

さほど広いエリアではありませんが、これだけ多くの見どころが詰まっている東大門。
これ以外にも問屋街があったりと、書ききれないほどのスポットがひしめきあっています。とにかく常に多くの人で賑わい、活気に満ちた韓国の熱さを感じられます。夜も眠らない街とはまさにここのことですね。その分、スリなども多いと言われているので身軽にして荷物には気をつけて出掛けましょう!


このまとめの記者