2016年10月07日

本場で体験したい!汗蒸幕で全身ツルツルのススメ

"汗蒸幕"ってご存知でしょうか? 美容大国の韓国において、伝統美容として古くから親しまれているサウナのこと。600年以上もの歴 日本でも岩盤浴などが付いた銭湯に行くと、小さな汗蒸幕があるかもしれません。しかし、やはり本場で本格的に体験したいもの。 今回は、韓国人女性の美の秘訣である汗蒸幕に迫っていきます!


汗蒸幕とはどんなもの?何と読むの?

 

汗蒸幕=「ハンジュンマク」と読みます。
その名の通り、全身を蒸されて汗を流し老廃物・毒素を体外へ排出していきます。

特徴は、まるで焼き窯のようなドーム型の形状。石と黄土を積んで作られています。
ドームの中は100℃以上に保たれていることが多く、麻布を頭からかぶって入ります。
韓国ドラマを見たことのある方は、よく目にする光景かもしれませんね。

これによって血液の循環と新陳代謝が促進されて、病気の予防効果もあるとされています。
冬の寒さが厳しい韓国では、汗蒸幕やヨモギ蒸しのような全身を温める術が必要だったんですね。

冷え性や肩こり・腰痛など多くの女性が抱える悩みを解決してくれます。
終わったあとは体がポカポカして、ぐっすり眠れるので旅行中にはぴったりかもしれません。

韓国で訪れたい初心者向け汗蒸幕

 

興味はあっても、観光客だと入りづらいのでは?!とためらってしまう方も少なくないと思います。
でも安心してください、明洞を中心とする観光地には観光客に優しい施設がいっぱいあります。
ここでは誰でも安心して入れる、人気の汗蒸幕3つをご紹介します。

LKスパ

こちらは外国人専用のスパなので、控えめな日本人には嬉しい施設。
立地も良く23時まで営業しているので、ショッピングのついでやホテルに帰る前に立ち寄れるのも魅力です。比較的新しい施設内は清潔感があり、日本語にも対応可能なので安心です。

もちろん汗蒸幕だけではなく、定番のアカスリやマッサージ、海藻パックなど豊富なオプションが楽しめます。
また、最後には伝統衣装を着て記念撮影ができるという、観光客には嬉しいサービスも好評です。

男女利用可能なので、カップルで一緒に楽しめるのも嬉しいですね。

アクセス:乙支路4街駅10番出口から徒歩5分
住所:中区乙支路148中央デコプラザ地下1・2階
電話番号:02-2277-0060
営業時間:9:00-23:00
・要予約
・送迎バス利用可

 

漢南スパ汗蒸幕

女性専用で人気が高いのがこちら。日本語対応もしているので気軽に予約ができます。

昔ながらの松の木を焚く方法でドームを温めるので、本当に体の芯から温まるのを感じられる本格派です。

基本コースのアカスリや汗蒸幕に加え、漢方をオリジナルブレンドしているヨモギ蒸しや、
うぶ毛取りなんかのオプションもおすすめです。
施設じたいはコンパクトにまとまっているので、分かりやすいというのも安心ですね。

明洞駅・ソウル駅から送迎バスを利用できます。

アクセス:ソウル駅10番出口から徒歩20分
住所:龍山区トュトプパウィ路58キル7 ジャンウオフィステル地下1階
電話番号:02-798-7585
営業時間:9:00-24:00
・明洞駅、ソウル駅より無料送迎あり

 

明洞マッド汗蒸幕

再び明洞エリアに戻って、明洞の繁華街の中にあるマッド(泥パック)が自慢のスパ。

韓国らしいサービスが充実した基本コース90分で満喫できます。
(コース内容:サウナ、お風呂、アカスリ、マッドペインティング、マッサージ、きゅうりパック、シャンプーなど)
ミネラルたっぷりの泥を塗った後は、顔がもちもちすべすべで大満足間違いなしです。

尚、男性女性の利用が階によって分かれているので、カップルで行かれる場合は要注意です。

 

さいごに

それぞれ比べてみると、汗蒸幕自体の雰囲気はどこも似たりよったりでしょうか。

決め手になるのは、サービスの内容の違いです。他コースの内容や、男女兼用かどうかなどをチェックしたうえで選んでみてください。事前予約が必要な施設も多いので、出発前に確認が必要です。

暑すぎるという感覚よりもとにかく気持ちが良く、一度体験するとはまってしまう方も多い汗蒸幕。
疲れがたまった体をすっきりと軽くして、旅行を思い切り楽しんでくださいね。


このまとめの記者